自信を持つということ

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どーも、てるやです。

今回の記事はだいぶ長いです・・・が少し気合い入れて書きましたので、最後まで読んで頂けると嬉しいです!(文末の「おまけ」も読んでね!)
実はこう見えて(どうみえて?)てるやは、コンサルティングのお仕事もしており、年齢層も職業も様々な方から相談を受けるケースが多いのです。
その中で困惑してしまうケースがあります。
「新しい事に挑戦したいが、自信がない。不安でなかなか踏み出せない。」という相談です。
そう言うとと必ず、こう質問されると思います。
「よくある相談じゃないの?
なんでそれが困るの?」
確かによくある相談です。
まんまの相談を良く受けます。
で、なんでそれが困るのかというとですね・・・
 
「何を解決したくて相談しているのか、本人がよくわかっていない」からです。
 
そういう場合は、すこしカウンセリングやコーチングのような形で、本人がどうしたいかを引き出すために、時間を取らなければなりません。
限られた時間の中で相談を受ける事になるので、相談内容を確定するための導入部分で時間を使ってしまうと、結論が出ず消化不良になっているケースも多いですし、何よりミスリードが増えるかもしれません。
 
例えば、
「新しい事に挑戦したいが、自信がない。不安でなかなか踏み出せない。」
という相談に対しても、カウンセリング主体で行くのか、コーチング主体で行くのか、コンサルティング主体で行くのかで導き方が変わって来ます。
「新しい事に挑戦したいが、自信がない。不安でなかなか踏み出せない。」
→回答1「それは、精神的な問題なのでしょうか。
それはご自身にコンプレックスがあって、自分に自信を持つ事ができれば次に進めるでしょうね。
過去の体験等が引き金になっている場合も多いので、思い当たる節があれば私に話してもらえますか。」
→回答2「自信というのは後からついてくるものです。誰でも最初は不安なものです。まずは恐れず第一歩を踏み出しましょう!」
→回答3「新しい分野でやっていく自信を持つ為には、知識や技術の習得が必要ですよね?
現時点で、その分野でのご自身の知識や技術がどのレベルで、目標とする知識や技術がどのレベルなのかギャップを把握されていますか?
もし、把握されていなければ、まずは現状把握と目標値を認識しましょう。
その上で、不足している知識や技術を習得するために、講習やスクールに通ったらどうですか?」
 
明確な定義があるのかどうかはさておき、コンサルティング、カウンセリング、コーチングはそれぞれゴールが違う、と私は思います。
もちろん、それらを組み合わせ相談を受けるケースが多いとは思いますが、本来はゴールは違うと思います。
 
あくまで、私見ですが以下のように分けられると思います。
・カウンセリングは相手の不安や恐怖等を除去したり、落ち着かせたりするいわゆる“心のケア”が中心
・コーチングは本人の望む方向に向かって進む事ができるように、叱咤激励し、自己実現や自己暗示を助ける
・コンサルティングは専門的な知識や技術をベースに、具体的な解決方法を提示したり、第三者的視点や分析に基づいた指導を行う
という形でゴールは違うと思います。
上記の回答例でいうと、
回答1はカウンセリング、回答2はコーチング、回答3はコンサルティングに主体をおいたアプローチだと言えると思います。
 
・・・ちょっと長ったらしくなってきましたね。
結局、何が言いたいのかと言いますと
コンサルタントの立場としては、
「もうちょっと自分自身と向き合ってから、人に相談した方がいいんじゃないの?」
って事です。
自分自身と向き合うというと、ストイックに自分を追いつめるように悩んでしまう方がいるかもしれませんが、そういう事ではなく、自分自身を分析してみることです。
自分の悩み(課題)は何で、どういう解決を望んでいるのか?
その場合に重要なのが、自分の性格や自分を取り巻く環境です。
それらも含めて、分析してみることです。
「人に相談する時点で実は結論が出ている。」というフレーズがありますが、
自分自身としっかり向き合って出した結論はそう簡単には変わらないと思います。
自分の結論に賛成する人の意見を補強材料として使ったり、反対意見は、自分の意志が揺るがない事を再確認するための発奮材料として使うだけです。
そこまで至っていない場合は、自分との向き合い方が足りないケースがほとんどです。
自分の軸が定まっていないのであっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
結局、決断が下せないまま時間だけが過ぎてしまう。
 
ちょっとテーマから若干それて来ましたね。
書き出す前に決めていた構成と違ってきちゃったな・・・。
 
ちなみに、私は自分に自信があるかどうかといった事で、“今は”あんまり悩むことはないです。
もちろん、若いうちは悩みました。
今は良い年齢のおっさんになってきたので、今更自分に自信がないとか言っている場合じゃないという事もあります。
でも、それだけでなく、自分がやった事があろうがなかろうが、どうしてもやりたい事だったら多少の失敗は恐れずチャレンジしたいと思うし、それが何よりも楽しいという気持ちがここ最近強くなってきました。
このウサノートもその気持ちでやってます。
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[おまけ]
私は数多くのアスリートの中で、イチローが一番好きだ。
世界には非常に素晴らしいアスリートが数多くいるが、イチローが一番好きだ。
そのイチローがこんな事を言っている。
「大切なのは、いま自分がやっていることが好きであるかどうか。それさえあれば自分を磨こうとするし、常に前に進むことができる。」
まさに、そのとおりだと思う。
こんなどうっすか?
てるや


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