「てるてるじいさん」〜励まされる昔話〜


<この話は、実際に起こった事を元に作られた、ノンフィクション昔話です。>
 
そう遠くない、むか〜し、むかし、
沖縄のあるところに、おじいさんがおりました。
 
ある昼下がり、おじいさんはお気に入りの灰色の帽子をかぶって、
公園へ散歩に出かけました。
 
しばらく歩いていると、
二匹のうさぎが橋桁に座っていました。
 
うさぎたちは、何やら真剣な顔で相談をしています。
 
おじいさんは、うさぎ達に近づいていって、声をかけました。
 
「こんにちは。今日は暑いね。もっと暑くしてあげようか?」
 
おじいさんは、いきなり、かぶっていた帽子を脱いで、
自分のツルツルの頭で、二匹に向けて、太陽の光を反射させました。
 
それから、帽子をとったまま、またうさぎ達に言いました。
 
「今日は、とても日差しがハゲしいね。」
 
そして、最後にキメ台詞を言いました。
 
「面白かった?それはそれは。僕は大変ハゲまされた!」
 
おじいさんは、自分のもっている鉄板ネタ、
体を張ったハゲの三段活用を披露しました。
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すると、どうでしょう。
 
片方のうさぎは笑顔になり、
もう片方のうさぎは誰が見ても分かるくらい、
苦笑いになりました。
 
それを見たおじいさんは、とても満足しました。
 
そして、おじいさんは、
また別の誰かを笑顔にしようと、
そのウサギたちをほったらかして、
どこかへ歩いて行きましたとさ。
 
めでたし、めでたし?
 
とっぴんぱらりのぷ〜。
 
 
語り手:豊嶋
 
追伸:この話の教訓を募集します。 


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