結果を残す、たった一歩の差〜青き炎の居酒屋店長〜

冬の沖縄、今日は暑いです。
豊嶋です。
 
先日、小禄の居酒屋に取材協力のための説明に行ってきた。
 
時は夕刻。
彼は、約束の時間に30分遅れてきた。
 
聞けば、その店長、予約を取りに営業に出ていたという。
居酒屋の店長が営業するというのは、初耳だった。
 
昔、某有名レストランで店長を務めた人に、
 
「レストランは、店に来た客をいかに掴むかですよね〜」
 
と言ったとき。
「それはバイト君の考えだね。」
と言われたことを思い出した。
 
この事だったのかと思った。
 
店長がやってきた。
奥の部屋に案内してもらう。
 
颯爽と席まで案内し、下駄箱を開ける。
洗練された身のこなし。
 
話が始まる。
 
店長には全く笑顔がない。
 
店長は、じっとオレの目を見る。
はずさない。
俺もはずさない。
 
そのまま、話を進める。
二人の大人が30分間対峙。
 
俺が伝えるべきことを伝えた、
 
その後、更にお互いに率直な意見と本音をぶつけあい、全部吐き出した。
腹を割った。
 
やっと相手が笑顔になった。
 
お互いを知ったところで、前段の予約営業の話に戻った。
 
彼は、地元の会社を回っていた。
忘年会の予約ではなく、忘年会に使ってもらうため一度来てもらう営業。
あと、学校も回っているという。
しかも、校長室まで入り込んで。
普通は、たじろぐ。
 
あと、ポイントカードもやっているのだが、
それも、スポーツをやっている人のみをターゲットにしていて、
割引のかわりにスポーツ用品をプレゼントするサービスだ。
 
店長曰く、
「一歩、踏み込めばいいんですよ。そこにチャンスがあるのに、それをしないということの方が、僕には理解できない。」
 
確かに。
 
スポーツの世界でも、たった一歩の違いだけだ。
その違いが、1位と2位を分ける。
勝者と敗者を分ける。
その差、たった一歩だけ。
 
仕事もプライベートもそうかもしれない。
一歩踏み込めるか。
 
確かに、踏み込まなければ、何事もなく済ませることもできる。
だが、一歩踏み込むことで、痛みも伴うが、
良かれ悪かれ、結果が分かる。
 
結果を出すためにすべきことは、たった一歩だけ踏み出すことだった。
 
(店長も、その日の俺に、それを求めてたんだな。)
 
さて、実はもっと面白い話が聞けたけど、
それは、また取材の本編で伝えることにしましょう。
 
クールな外見の中とは裏腹に、心にアツいモノを持った店長だった。
取材当日が、実に楽しみだ。
DSC00211
(アレっ?あれから連絡来ないけど?)
 
 
豊嶋


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