乗り越える!男は父として〜ある日突然会社が倒産したら from 沖縄〜

コンセントの口が足りません。
豊嶋です。
 
会社が倒産した。
男はその会社で働いていた。
 
幹部社員も、事前に話を聞かされていなかった。
 
休日の朝、会社に呼び出され、
行ってみると、目の前には見知らぬ男達。
 
その男達、弁護士、その他。
 
寝耳に水の事柄が告げられる。
 
怒り。
よぎる今後の生活への不安。
家族を守る父としての責任。
容易に想像できる。
 
機会があり、その方の話を聞くことに。
場所は、浦添市の居酒屋。
papa
 
豊「どうですか、その後?」
男「悩んでます。」
豊「うん、うん。そうでしょう。」
男「既存案件とか当面のお金の事は大丈夫です。ただ、今後の身の振り方として、就職か起業か。数社からオファーをもらっているんですが、起業するなら体力的にもタイミング的にも今ですし、そこで事業の柱がもう一本欲しいんです。悩んでますね。」
豊「ん?」
 
完全な思い違いだった。
現状の苦労と将来の不安が口から出てくると思った。
聞いてみたら、すんげー羨ましい悩み。(それ、悩み?)
 
考えてみると、今回起きたことは誰の身の上にも大いにありえることだ。
人の人生より長く、経営を続けている会社なんて、ホンの一握り。(もっと少ないか。)
 
だから、男は、何があっても大丈夫なようにしておいた。
会社にドップリと依存しては、ヤバイいということを忘れなかった。
 
仕事を通じて、どこでも通用するように自分を磨き、
会社対会社ではない、個人としての人との繋がりを大切にした。

 
その結果、まず本人が落ち着いて対応できた。
その結果、みんなが分かってくれ、応援してくれた。
 
 ドン引きするぐらい見事に、ピンチをチャンスに変えた男は、
引き続き、ウマそうにビールを飲んだ。
 
男「スンマセーン。ビール、同じのもう一つ!」
 
はい。おしまい。
 
<今日の一句>
父が言う 逆にチャンスさ トウサンは
 
 
豊嶋


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