朝方に切り替え中です。
豊嶋です。
沖縄でバスケットボールの試合を見る機会があった。
知「明後日のチケットが一枚余ってるんですけど、バスケ好きでしたよね?」
豊「はい、好きです。ぜひ行きたいです。」
うれしさのあまり、忙しいフリを見せる余裕もなく、ありがたくバスケットの試合を観に行くことに。
当日の天候は、あいにくの雨。
にもかかわらず会場は大入りだった。
待ち合わせの時間。
知人の知人と、入り口でおちあい、席に移動した。
席に座ると、知人の知人のそのまた知り合いが1、2、3、4,・・・10名!!(いすぎ)
さて。
陣取ったのは、バスケットゴールの裏。
バスケットゴール裏では臨場感が違った。
より一層、チームと一体になれる感じがする。
試合が始まる。
序盤、相手チームがリードした。
アウェイゲームだからか、相手選手たちはすごく集中している。
緊迫した試合が続く。
途中で試合観戦に誘ってくれた知人が遅れて合流してきた。
軽く挨拶を済ませると、その太りすぎて膝が痛くなっちゃってる知人と、ホットドッグを一緒に食べながら、試合に集中した。
そうこうしているウチに、沖縄側サポーターの熱烈な応援の甲斐もあり、
ホームゲームの沖縄チームは徐々に流れを取り戻し、結果、その試合で見事な勝利を納めた。
※豊嶋が見たサポーター協力
・ホーム寄りの過度な演出・音響効果。
・守備の時に「ディーフェンス!」の声掛け。
・見方がゴールをしたら、盛り上がる。ゴールされたら、盛り下がる。
・相手フリースローの時に、ゴール裏で相手選手の気を散らす。
・相手が失敗したら「パチパチパチ」
なお、知人は興行について、より多くを学ぶため、この試合に来ていた。
試合後も関係者とコンタクトをとり、研究に余念がない。
その後姿を見て感心しながら、その日は帰路についた。
後日、この試合観戦のことを別の知人に話している時に、
ふと、忘れかけていた考えが浮かんだ。
とうの昔に忘れていた感覚。
それは何かというと、
相手の足を引っ張る。
相手の失敗を喜ぶ。
これって、なんか恥ずかしいことじゃなかったっけ?
そうだ。
いくら応援とは言え、これは武士道に反するのではないか!(よく分かってませんが)
とても違和感がある!
どうせやるなら、応援のし合いの方が美しい。
もしくは、心のなかだけで祈るとかの方が、見てて、いじらしい(?)。
というわけで、
もし、アナタのそばで、一緒に騒がないで、ブスッと仏頂面しているヤツがいても、
決してイラつかず、また誘ってあげたりして、そっと生温かい目で見てほしい。
その人は、心のなかで楽しんでいて、大はしゃぎしてて、嬉しいし、感謝している可能性がある。
もちろん私は、会心のネタを披露しても笑わない人を、
「武士だな」
と思うようにしている。
豊嶋