※これはフィクションです。
新橋の駅前に、サラリーマンのお父さん達が通うバーがある。
「ホメホメバー」
読んで字の如く、そのバーに行くと褒めてもらえる。
たとえ、どんな小さなことでも、褒めてもらえる。
ある年齢になると、ナカナカ家庭でも会社で褒めてもらえる機会が少ない。
ココに行けば、何が何でも褒めてもらえるのだ。
店員さんもプロだ。
どんなことでもポジティブに捉え、その人の良い所を見つけてくれる。
店から出てくる、お父さん達は心なしか、ほっぺがつやつやしている。
褒めてもらうことで、自信を取り戻し、明日への活力をもらっている。
メニューは少々高いのだが、それでも客足は途絶えることを知らない。
豊嶋
※これはフィクションです。
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