東北の人は、なんだか温かい感じがしたな〜。。
豊嶋です。
そこは東北、仙台。
名取での物産展をソツなく終えた次の日。
彼は言った。
「盛岡行きましょうよ!椀子そば食べに」
(まじで?)
仙台から高速をぶっ飛ばし、計500km走破の旅。
盛岡に椀子そばだけ食べに言った話。
着いたのは、夜7時すぎ。
「さ〜て椀子そば屋は、どこにあるのかな〜?」
全然調べてないから、さらにビビる。
しかし奇跡的にも盛岡駅前の雑居ビルの2階に「椀子そば屋」の看板を見つける。
「あそこでいいんじゃない?」
(というか、そこしかなかったし。。)
沖縄から来た我々は、お店を見つけてひと安心。
余裕シャクシャクで盛岡駅前で記念撮影。
ゆったりした足取りでお店を目指す。
店に到着し、玄関を開ける。
ちょっとビビる。
レジのすぐ横のテーブルで、膝の上で拳を握りうつむくおじさん
それはまるで「あしたのジョー」の燃え尽きシーン。
(椀子そばとは、かく過酷なものなのか。。。)
「すいませ〜ん。お店やってます〜?何時までですか〜?」
「20時までです〜」
(あっぶね!!!!!!!!!)
すごくビビる。
そう!東北の店舗営業時間を我々が思うよりすこぶる早いのだった。
それはさておき、店員さんは嫌な顔一つせず(多分)中に受け入れてくれた。
そして、わんこシステムの説明を受ける。
ルール:そば食べ放題。100杯を完食すると、記念品の木の手形がもらえる。
そして戦いが始まる。
メガネ女子店員さんの軽やかな掛け声。
「はいドンドン」
「はいジャンジャン」
穏やかな笑顔で、容赦なくお椀にそばを投入してくる。
食べている間、急かすようにお椀をフリフリする。
次でギブアップといっても、フタを閉めない限り、そば続投。
結果
81杯で、100杯クリアとはならなかった。
(15杯で、もりそば約1人前なんだって)
椀子そば恐るべし。
そばをたくさんのわんこにのせて、ひたすら食わすという荒技。
だがそうだ、。終形の見せ方次第で、ただのそばもキラーコンテンツになりうるのだった。
商品開発に必要なのはその一工夫。
それだけで、100年以上続く店だった。
次の日、いちおう彼をなぐさめる。
「昨日は残念だったね。でもすごいよ。」
「そうだね〜。腹八分だったからね。。」
証拠写真:わんこ2時間前の天丼
おい!!!腹八分からのスタートで81杯かよ!!!
むしろスゲーよ。
追伸:わんこのあと、ラーメン付き合わせてゴメンね。
あと鼻からそばが出そうなぐらい苦しそうに食ってる姿に、大笑いしてゴメンね。
豊嶋浩平
盛岡名物「椀子そば」に見る商品開発の秘訣〜はいドンドン。はいジャンジャン〜
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