豹変?マスターは元プロダーツプレイヤー〜店と客との境界線〜


「酒は呑んでも呑まれるな」とはよく言ったもんだ。
豊嶋です。
 
新しい店を開拓しようという話になった。
仕事終わり、後輩との飲みの帰り道、
ふと見上げるショットバーの看板。
 
2階にあるお店に入る。
気が良さそうで、スマートなオジさんがマスターだった。
一見さんの俺らに、色々話をしてくれた。
 
店の名前は、辞書のページを適当に開いて決めたこと。
最近店に泥棒が入って、CDを全部持って行かれたこと(たしか800枚)
想念(超能力的な?)でウィスキーの味が変わること。
 
なかなか楽しかった。気に入った。
そこで2回目の来店。今度は先輩も連れて行った。
 
気を良くしたマスター。
早々に店の酒をかっくらい始めた。
酒が回って調子が出てきた。徐々に変わり始める。
先輩を呼び捨てで呼び始めた。横に座って肩を組んでた。
 
そして、過去の栄光を語りだす。
話によると、元ダーツのプロプレイヤーだったとのこと。
 
マ「俺はね、昔ダーツのプロだったんだ〜」
皆「へ〜、本当ですか?」
マ「よし教えてやろう!勝負しよう!一杯賭ける!」
皆「はい、じゃあやりましょう」
 
ダーツ準備中。
マ「あっ!!!!」
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マスター、ダーツを指にブッ刺す。
 
皆「大丈夫っすか??」(本当にプロっすか!!!!?)
マ「大丈夫、大丈夫だーーーーーー!!!!」
 
流血した手を後ろに隠すマスター、ヘベレケだった。
みんなドン引き&半笑い。
 
その日から、なぜか僕らの足は遠のいた。
マスターが酒に呑まれていく様子。無礼。失態。流血。
客と店との境界線を超えていた。ハミ出していた。
それをもう見たくはなかった。
 
今は、明かりのついた看板を遠目に見て、オジさんが元気でやってることを確認している。
が、正直寂しい。だって僕らは本当にいい店を見つけたと思って、喜んでたんだから。
 
ぜひ今後は、客の心の的を射てください。
(ダーツのプロだけに)
 
豊嶋浩平


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