※これはフィクションです。
沖縄県が「世界一、外国人にやさしい街」に選ばれた。
理由は、非常にシンプル。
沖縄では、県内全域の道路を含む案内看板が多言語化されているのだ。
ちなみに現在翻訳されている言語は以下のとおり。
英語
スペイン語
中国語
ヒンディ語
フランス語
ポルトガル語
インドネシア語
アラビア語
(もちろん日本語を含む)
これは、世界の主要使用言語を網羅している。
慣れない土地に旅行し、そこに自国の言語で書かれた看板があることは、外国人にとっては非常に安心だ。
その結果、今回の1位に選ばれた。
そして、この多言語看板には外国人観光客誘致効果の他に、もう一つの嬉しい誤算がある。
それは、沖縄県内の子供らの語学力向上。
日頃の生活の中で、他言語に触れることにより、自然と興味が喚起された。
親の方も、子供から文字の読み方を聞かれ、答えるために調べ、結果学ぶこととなった。
学力全国最下位が謳われて久しい沖縄県。
外国人観光客のための看板多言語化が、県内の語学力向上という思わぬ嬉しいオマケをもたらした。
豊嶋
※これはフィクションです。