昔、祖母が言いました。
「早めに結婚しなさい。アナタはハゲるから」
豊嶋です。
東京で勤めていた頃、自分にストレスなんてないと思っていた。
ある日、何気なく枕を見ると、やけに抜け毛が多かった。
冬だったし「毛の生え変わりのシーズン?」ぐらいにしか思ってなかった。
数日後、鏡の前で髪をかき上げた。
左の側頭部の地肌が見えた。
「え?・・・」
円形脱毛症だった。
頭頂部、襟足、側頭部。
全部で6個。(三面鏡で確認)
病院に行き、塗り薬をもらう。
一休さんのトンチの時のように、指で患部にヌリヌリ。
途中でめんどくさくなり、薬は塗らなくなった。
円形脱毛中は生き地獄だった。
まわりのみんなは気づいていたのだと思う。
(だって頭頂部に2個あったし!!!!外風強かったし!)
まわりの目を気にし、ハゲのことについてはダンマリ。
そのせいで全部イク(全ハゲ)んじゃないか?と思った。
毎日鏡で生え具合をチェックした。
二週間が経ち、患部を愛おしくナデてみる。
<上:イメージ画像>
パヤパヤ生えてきた!!!!!!!!!
嬉しかった!!!!!!!!
その出来事があってからというもの、あえてストレスを感じるようにしている。
体からのサインを敏感にキャッチするようにしている。
体が「少し休んだほうがいいよ」って言ってるなとか。。。
〜〜数年後〜〜
ふと、まわりの女性に聞いてみた。
<設問>
「ハゲってどう思う?」
<解答例>
- ヤダ。
- 別に全然気にしない。
- 清潔ならいい。
- 不自然な髪型で隠してるのは、見苦しい。
- セクシー(!!!!!?)
意外な答えだった。
ネガティブな答えが少なかった。
(っていうか、身体的な特徴で人を見下すようなヤツはこっちから願い下げだが)
男性は気にしすぎているのかもしれない。
というわけで、あなたはいつまで、その生き地獄にいますか?
まわりは気づいてますよ。
へんな髪型で隠すとか、かつらはすぐに分かりますよ。
「私は隠し事がありますよー」
と公衆の門前で大声で言っているようなもんだ!
一生懸命隠す努力ができるなら、ないものねだりをやめて、その出っ腹を引っ込めたほうがいい。
理想型はジェイソン・ステイサムだ。
アナタがカッコ悪いことをしなければ、ハゲはかっこ悪くない!
どうせ行く道。
男同士ハゲまし合えたら最高だ!
豊嶋
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