接客するヒラタさん〜行列弁当屋の看板娘事件簿〜

※これはフィクションです。

 

俺のバイト先、行列のできる弁当屋さん。

そこに看板娘のヒラタさんという方がいる。

看板娘と言っても、結構お年を召した方。

なので、接客がすこぶるアレだ。

 

嵐のランチタイムが過ぎ、くつろぎのティータイム。

どこかで食事を終えたお客さんがお茶をしにくる。

 

オーダーを取りにいったヒラタさん。

なにやらお客さんと話している。

どんな接客をしているのかと、隣のテーブルを片付けるふりをしてさりげなく近づく。

唐揚げ

客「アイスコーヒー、一つ」

ヒ「コーヒーの他に、お食事もいかがですか?」

 

ランチに来たお客さんにコーヒーを勧めるならともかく、

お茶に来たお客さんに、定食を勧めていた!

 

後でこのことを聞くと、

ヒラタさん曰く、

「売上あげないと、私クビになっちゃうから」

(いやいや、そういう問題じゃ)

 

※これはフィクションです。

 

豊嶋


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