この話は、もともとウソノートに投稿したんですが、
よく考えたらノンフィクションだったので、こっちに引っ越します。
豊嶋です。
これは、沖縄在住のYさんから聞いた話。
Yさんの勤める食堂に、よくやって来るオバ様がいた。
そのオバ様が、とある日、出かける準備をしていたそうだ。
いつも通り、ベッドに腰掛け、何気なく靴下を履いていた。
すると、ふと、あることに気付く。
さっきまで、ソコにあったはずの、もう片方の靴下がない。
もちろん、べッドの下を見てみたが、そこには何もない。
おば様は、しょうがなく片方の足だけに靴下を履いたまま、しばらく部屋中を探しまわった。
しかし不思議なことに、探しても探しても、もう片方の靴下は見つからない。
あきらめて、元いたベッドに戻り、腰掛ける。
その時、下の方から違和感を感じる。
ゆっくりと足元を覗く。
片方の足に、靴下2枚履いてた。
(キャーーーーーーーー)
いよいよ自分が認知症になったかと思ったそうだ。
豊嶋航平
片っぽだけの靴下〜沖縄のある意味怖い話〜
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